Android SDK に付属のエミュレータは、デバイスの画面とキーボードの両方を表示しているため、画面サイズが小さなPC環境では、他のウィンドウをすっぽり隠してしまうくらい画面が大きいです。。。
例えば、画面サイズが1280x800の環境だと、以下のようにエミュレータの画面がデスクトップの大部分を占めてしまいます。
これでは、Eclipseと一緒に使うときに結構邪魔になってしまいます。。。

しかしながら、エミュレータは、起動時の -scale 引数により、拡大縮小機能を備えているため、デフォルトより小さく表示することもできます。
例えば、75%で表示すると、以下のように画面サイズを少し小さくすることができます。

※50%にすれば、さらに小さくなるのですが、現実的に操作が困難。。。
ただ、右側に表示されているキーボードについて言えば、下段のキーボードは、明らかに使わないですし、上段のキーボードも、よく使うものは、HOMEキーとMENUキーくらいだったりします。
このために、こんなにも画面を占めているなんて・・・。
ということで、エミュレーターの画面を、最小限の表示しかしないようにしてみました(以下のキャプチャ)。
※なんだかASMみたい

実現方法としては、Android SDK インストール先に含まれる skins フォルダ下の「画面サイズ毎のフォルダに格納されている layout ファイル」を直接編集しました。
※他にもっといい方法があるかもしれません。。。
※必ずファイル(フォルダ)をバックアップした上でお試しください。
サンプルlayoutファイル
parts {
portrait {
background {
image background_port.png
}
}
landscape {
background {
image background_land.png
}
}
device {
display {
width 320
height 480
x 0
y 0
}
}
}
layouts {
portrait {
width 320
height 480
color 0xe0e0e0
event EV_SW:0:1
part3 {
name device
x 0
y 0
}
}
landscape {
width 480
height 320
color 0xe0e0e0
event EV_SW:0:0
part3 {
name device
x 0
y 320
rotation 3
}
}
}
※layouts ファイルで参照している PNG 画像ファイル background_port.png(320x480), background_land.png(480x320) ファイルは、ダミーですので、画像の中身は、何でもよいです
ちなみに、キーボードが表示されなくなったら、HOMEキーやMENUキーはどうするの?
ということになりますが、それらは、キーボードショートカットで補うことができます。
エミュレータキーボードショートカット(一部)
- Home ・・・ HOME
- Menu ・・・ F2 or Page up
- Back ・・・ ESC
- Call ・・・ F3
- End call ・・・ F4
- Serach ・・・ F5
- Power ・・・ F7
※すべてのキーボードショットカットは、以下の(公式)リンク先にあります
http://developer.android.com/intl/ja/guide/developing/tools/emulator.html
おまけ
以上で、やりたいことは実現できたのですが、正直なところを言うと、キーボードショートカットが覚えづらく、また、HOMEキーなどは、ノートPCでは、複数キーを押さないといけないため、実は、あまり使い勝手がよくありません。
ということで、さらに作りこんだのが、以下のキャプチャ。。。
良く使う 10 個のキー(正確には、Controls)を画面下に並べてみました。

わかりづらいと思いますので、画面下部を拡大。

32x32のアイコン10個を配置しています(アイコン下手すぎっw)。
以下のような感じで、controls を記述していけば、好きなボタンを好きな位置に配置できます。
controls {
background {
image controls.png
}
buttons {
home {
image button.png
x 0
y 0
}
soft-left {
image button.png
x 32
y 0
}
back {
image button.png
x 64
y 0
}
...
}
