逆引きAndroid入門 開発環境を構築するには

開発環境を構築するには

概要

以下の流れでセットアップを行います。

1. JDK(Java Development Kit)のセットアップ

2. Android SDK(Software Development Kit)のセットアップ

3. Eclipse のセットアップ

 

※Android SDK、Eclipse を実行するには、Java がインストールされている必要があります

※Mac のように既に Java がインストールされている環境では、JDK のセットアップは不要です

※ここでは以下の環境で解説していますが、環境が異なる場合には適宜読み替えてください

  • Windows XP SP3 32bit 日本語版 (64bitやMac、Linuxも同じ流れです)
  • Java SE Development Kit 6 Update 23
  • Android SDK Tools, Revision 8 (Android 2.3)
  • ADP Plugin 8.0.1
  • Eclipse Classic 3.6.1(Helios)

 



1. Java Development Kit (JDK)のセットアップ

 

1-1. Sun Developer Network のサイト(http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html)にアクセスし、
 「Download JDK」をクリックします。

62-b-1-1.png

 

1-2. 「Download JDK」を押すと、Platform 選択画面が表示されますので、
ダウンロードしたい Platform (Windowsなど)を選択、
License Agreement を確認後、「I agree to the ...」をチェックし、
「Continue」をクリックします。

62-b-1-2.PNG

 

1-3. 「jdk-6u23-windows-i586.exe」をクリックし、ダウンロードします。

※ここでは「JDK 6 Update 23」をベースに記載していますが、
 他の Platform や、それより新しいバージョンでは、表記が異なるため、読み替えてください

62-b-1-3.PNG

 

1-4. ダウンロードしたインストーラー(jdk-6u23-windows-i586.exe)を実行し、JDK をインストールします。

※インストール後、コマンドプロンプトから、「java -version」を実行し、バージョンが表示されたら正常にインストールできています

※Java の実行ファイルへのパスはインストーラーによって自動的に設定されますが、そうでない場合には適宜設定してください

62-b-1-4.PNG



2. Android Software Development Kit (Android SDK)のセットアップ

 

2-1. Android Developersのサイト(http://developer.android.com/sdk/index.html)にアクセスします。

 

2-2. ダウンロードしたい Platform (Windowsなど)を選択し、「android-sdk_r08-windows.zip」をクリックし、ダウンロードします。

※ここでは「SDK Tools, r8」をベースに記載していますが、
 他の Platform や、それより新しいバージョンでは、表記が異なるため、読み替えてください

62-b-2-2.PNG

 

2-3. ダウンロードした圧縮ファイルを、任意の場所に展開します。

※ここでは「c:\android」ディレクトリを作成し、その下(C:\android\android-sdk-windows)に展開しています

62-b-2-3.PNG

 

2-4. 展開したディレクトリ下の「tools」にある「android.bat」を実行します。

※拡張子(bat)は、OSや設定によっては、無い(または見えない)場合があります

62-b-2-4.PNG

 

2-5. 「Android SDK and AVD Manager」が起動したことを確認します。

62-a-2-5.PNG


※トラブルシューティング

起動後、

「Failed to fetch URL https://dl-ssl.google.com/android/repository/repository.xml,
reason: HTTPS SSL error. You might want to force download through HTTP in the settings.」

のような画面が表示された場合、https のアクセス、または HTTP プロキシー接続に失敗しています。
その場合には、エラー画面の「Close」をクリック、

続けて表示される「Choose Packages to Install」画面で「Cancel」をクリック、
「Android SDK and AVD Manager」画面の左側のペインにある「Settings」を選択し、
https プロトコルアクセスを http アクセスとして読み替えるために、
「Force https://...sources to be fetched using http://...」をチェック、
HTTP プロキシー環境であれば、「HTTP Proxy Server」「HTTP Proxy Port」のエディットボックスも入力します。

62-a-2-5-2.PNG

 

2-6. 以下の手順で、Android SDK の Package (特定のバージョンの SDK やドキュメントなど)をインストールします。

「Android SDK and AVD Manager」画面の左側のペインにある「Available Packages」を選択、
「Android Repository」にチェック、
インストールしたいパッケージが選択されていることを選択・確認し、「Install Selected」をクリックします。

※Windows の場合、「Android Repository」に加え、
 「Thirds party Add-ons」-「Google Inc. add-ons」-「Google Usb Driver package」もインストールが必要です

62-b-2-6.PNG

※インストールが完了すると、「Done. xxx packages installed.」が表示されるので、「Close」をクリックします

※インストール後は、adb や ddms などの各種コマンドラインツールを使用できるように、「platform-tools」と「tools」にパスを通してください
 ここでの例の場合、「C:\android\android-sdk-windows\platform-tools」と「C:\android\android-sdk-windows\tools」

 

2-7. 以下の手順で、「Android Virtual Device」(エミュレーター環境)を作成します。

「Android SDK and AVD Manager」画面の左側のペインにある「Virtual Devices」を選択し、「New」をクリックします。

62-a-2-7.PNG


「Create new AVD」画面で、

「Name」に、任意の名前(例えば「Android 1.6」)
「Target」に、作成したいOSバージョン(例えば、「Android 1.6 - API Level 4」)を選択
「SD Card」「Size」に、SDカードの容量(例えば、「64」)

を入力後、「Create AVD」をクリックすると、作成した AVD の情報が表示されるので、「OK」をクリックします。

62-a-2-7-2.PNG


エミュレーターを実行するには、

「Android SDK and AVD Manager」画面の左側のペインにある「Virtual Devices」を選択し、
作成した AVD (上記の例では「Android1.6」)を選択し、「Start」をクリック、
「Launch Options」画面で「Launch」をクリックすると、エミュレーターが起動します。

※環境によって異なりますが、エミュレーターの起動には結構な時間がかかります

62-a-2-7-3.PNG





3. Eclipse のセットアップ

 

3-1. Eclipseのサイト(http://www.eclipse.org/downloads/)にアクセスし、「Eclipse Classic 3.6.1」をダウンロードします。

※ここでは「Eclipse Classic 3.6.1」をベースに記載していますが、
 他の Package や、それより新しいバージョンでは、表記が異なるため、読み替えてください

62-b-3-1.PNG

 

3-2. ダウンロードした圧縮ファイルを、任意の場所に展開します。

※ここでは c ドライブ直下に展開しています(C:\eclipse)

62-b-3-2.PNG

 

3-3. Eclipse を起動し、Workspace 設定画面が表示されたら、「OK」をクリックします。

※Workspace とは、プロジェクトを保存するディレクトリであり、任意の場所に変更してもいいですし、そのままでも問題ないです

 

3-4. 以下の手順で ADT Plugin(Android Development Tools Plugin)をインストールします。

「Help」メニュー、「Install New Software...」をクリック。

62-b-3-4-1.PNG

 

「Install」画面の「Add...」ボタンをクリック。

62-a-3-4-2.PNG


「Add Site」画面の

「Name」に「Android Plugin」、
「Location」に「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」を入力し、

「OK」をクリック。

62-a-3-4-3.PNG

※「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」の接続に失敗する場合は、
「http://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」にしてください

※Eclipse の HTTP Proxy の設定は、「Window」メニュー、「Preferences」-「General」-「Network Connection」から設定できます


「Developer Tools」をチェックし、「Next」をクリック。

62-b-3-4-4.PNG

続けて表示される画面以降で、「Next」、「I accept ...」、「Finish」をクリックすると、インストールが開始されます。


※途中、「Security Waning」が表示されますが、「OK」をクリック

62-a-3-4-6.PNG

インストールが完了すると、Eclipse の再起動を求められますので、「Restart Now」をクリック。

62-b-3-4-8.PNG

 

3-5. 以下の手順で Android SDK の設定をします。

「Window」メニュー、「Preferences」をクリック。

62-a-3-5.PNG


「Preferences」画面の左側ペインで「Android」を選択、
「SDK Location」にインストールした Android SDK のディレクトリを入力(「Browse」からも選択できます)、
「Apply」「OK」をクリックします。

62-a-3-5-2.PNG


以上で、開発環境の構築が完了です。

次は、Hello World などの作成にチャレンジしてみてください。

 

※ちなみに、間違いなくお勧めできるAndroid開発本(通称青本)は、「Google Androidプログラミング入門」です。