2009年6月アーカイブ

発売前から注文して待つこと2週間。。。
ようやく本日発売の「Google Android アプリケーション開発入門」(日経BP社)を読むことができました。

以下、そのレポート記事です。参考にしてください。

 

Google Androidアプリケーション開発入門

著者は、日本Androidの会の"木南 英夫"先生。

 

1章 Androidとは(6ページ)

Androidの概要とAndroidの実行環境について。
ここは、さらっと読めるでしょう。

 

2章 開発環境(14ページ)

Android SDKのインストールからエミュレータを動作させるまで。
Android本としては、初めてAndroid 1.5に対応していますし、
初心者がセットアップする上で最初の難関となるAVDについても記載があります。
セミナーなどで「Android入門」セッションをする/される方々は、この本を持っておけば何とかなりそうです。

 

3章 Hello, Android(16ページ)

おきまりのHello World(,Android)からボタンの追加、ボタンの応答の方法まで。
Eclipseの使い方も書かれているので、初心者でもすんなり読めそうです。

 

4章 アクティビティとインテント(13ページ)

Hello World(,Android)の次の難関となるアクティビティとインテントについて。
初心者の方は、まず、このアクティビティとインテントで逃げ出してしまうのですが、そうなってしまった方にもお勧めの章です。
最初に、アクティビティとウィンドウの相違点として、解説しているあたりが、上手い切り出し方だなぁと関心しました。

 

5章 リソース(19ページ)

Androidのリソースについて一通り。
急いでいる方は、さらっと読んで、必要な時に、読み返せばよいでしょう。

 

6章 ビューとレイアウト(39ページ)

ビューとして、テキストビュー、押しボタン、イメージビュー、経過時間表示タイマー、リストビュー、
ビューグループとして、リニアレイアウト、フレームレイアウト、テーブルレイアウトとテーブル行、
ダイアログとして、アラートダイアログ、
オプションメニューなどの解説。
おまけに、「組み合わせパネルゲーム」なるパズルゲームのソースと解説も。

 

7章 サービスとノーティフィケーション(34ページ)

サービスとノーティフィケーションの解説。
この章から、一気にハードルがあがります。。。
逆に言えば、はじめて以外の方にも読み応えがある本ということでしょうか。
個人的には、図7.1のサービスとノーティフィケーションの関係がわかりやすかったです。
AIDLのあたりも、個人的にスルーしていた箇所なので、この本で、ようやく理解することができました。

 

8章 ストレージとコンテントプロバイダ(33ページ)

アプリを作る際に、データを保存したくなるのですが、
Androidでのデータ保存方法をひととおり解説されています。
この章も、必要な時に、この本に載っていたということを覚えておいて、後から読む、という形でよいと思います。

 

9章 位置情報サービスとネットワーク連携(40ページ)

Google Mapsを使うには、Maps APIキーが必要なのですが、
その取得方法と、ライブラリの使い方、ソースコードの解説まで紹介されています。
また、駅検索アプリケーションとして、中級者向け?のサンプルもありますので、必読です。

 

10章 デバイスの使用方法(35ページ)

Android本としては貴重なデバイスの使い方を解説されています(Android1.5にも対応しています)。
個人的に興味深かったのは、「10.5 バーコードリーダー」の節で、バーコードの解析にオープンソースのライブラリを使用されていました。

 

11章 アプリケーションの配布(7ページ)

ページ数は少ないですが、アプリケーションへの署名からAndroid Marketへの登録方法が解説されています。
ADC2へチャレンジする方は必読です。

 

12章 開発ツール(31ページ)

ADB(Android Debug Bridge)、
DDMS(Dalvik Debug Monitor Service)、
TraceView、
SQLiteデータベースのコマンドライン操作(素敵!)、
Androidのソースコードの取得方法の解説があります。

 

ちなみにサンプルソースコードは、
http://ec.nikkeibp.co.jp/pub/android_app/android_app.zip
からダウンロードできます。

 

どれくらいの割合で購入されているかは、
Google Androidアプリケーション開発入門 画面作成からデバイス制御まで――基本機能の全容」からどうぞ。

以下の文中リンク先にGoole I/O 2009の動画が公開されています。
※このブログの書き込みは、時間切れのため、全2回の連載記事となる予定であり、その第1回目です(続編は、のちほど)。。。

 

Google I/O - Sessions
http://code.google.com/intl/ja/events/io/sessions.html

Android関連の動画は、Mobile下付近にあります。

 

Turbo-charge your UI: How to Make your Android UI Fast and Efficient

Romain Guy先生のセッション。。。いきなり有名な方じゃないですか。
以前は、Sun MicrosystemsのSwingチームにいらしたみたい。
UIデザインとかJava方面が明るい方で、今は、Google(の、きっとAndroid frameowk?)で働いておられるとか(羨)。
セッションの内容は、UIをサクサク動かすためのテクニックといったところでしょうか。

 

Pixel Perfect Code: How to Marry Interaction and Visual Design the Android Way

Chris Nesladek先生のセッション。
Androidフレームワークにおけるデザインパターンの使い方、みたいな感じ。

 

Supporting Multiple Devices with One Binary

Joe Onorato先生のセッション。
この方も2005年からGoogleで働いておられて、aidl(Android Interface Definition Language)、
ビルドシステム、ドキュメントツール、Hierachy Viewerのプロトタイプ、Activityマネージャ、
他にもいっぱい・・書かれた方みたい(ありがとう!)。
セッション内容は、どこに持っていっても動くアプリの作法といったところかな。

 

Android Lightning Talks

こちらは、ライトニングトーク。

 

Debugging Arts of the Ninja Masters

Justin Mattson先生のセッション。
この方もGoogleの方。昔は、Google adsを担当していたとか(お世話になってるぞ)。
セッション内容は、デバッグテクニックといったところか。
直訳すると、忍者マスターなんだけど、日本の忍者のイメージって、やっぱすごいんですね。

 

Coding for Life -- Battery Life, That Is

Jeffrey Sharkey先生のセッション。
こちらのセッションについては、以前、こちらのブログ
[Android] バッテリーを長持ちさせるために - adakoda
で紹介させていただきました。必見!

 

Writing Real-Time Games for Android

Chris Pruett先生のセッション。
Androidで2D、3Dのゲームを作るためのテクニック。
いけメン先生なので、あっ、あの人だ!って思いだしました。
こちら「Androidアプリで高速描画チューニングをするコツ(1/3)-@IT」にも関連記事があります。

 

Looking Beyond the Screen: Text-To-Speech and Eyes-Free Interaction on Android

TV Raman、Charles L. Chen先生のセッション。
Eyes-Free Project、TTS(Text-To-Speech)APIの紹介とか。

 

Mastering the Android Media Framework

David Sparks先生のセッション。
やはりGoogleで、Android media frameworkを担当されている方で、セッション内容は、タイトルそのもの。

 

How Do I Code Thee? Let Me Count the Ways

Dan Morrill先生のセッション。
やはり(というくだりは、もういいですね)、Googleで、AndroidやGear、GWTを使ったアプリの構築をされている?方だとか。
ゲーマーだそうで、動画の00:00のスナップショットも。。。

 

A General-purpose Caching Architecture for Offline-capable Web Applications with HTML 5 Databases or Gears

Robert Kroeger先生のセッション。
Googleで、Google GearやHTML5ベースのオフラインベースのemailシステムとかを担当されている方で、
セッション内容もタイトルどおり。

こちらの記事「Android自社端末作成中 - Android(アンドロイド)情報-ブリリアントサービス」がすごすぎ!

Beagle Board + Androidの記事は、ちらほら読んだことがあったのですが、ブリリアントサービスさんのは感動ものです。

以下、Beagle Boardの情報。

 

日経 Linux (リナックス) 2009年 03月号 [雑誌] にも記事があります。

超小型の組み込み向けCPUボード「BeagleBoard」を使って,
X Window Systemが動作するLinuxマシンの自作に挑戦します。
ハイビジョン動画を再生するプレーヤ・ソフトや携帯電話用OS「Android」の導入方法なども紹介します

日経Linuxは、後から読みたくなる記事が多いのですが、そのころには既に売り切れ。。。orz

Google I/O 2009の初日(5/27)に、「Coding for Life -- Battery Life, That Is」というセッションがありました。

  • Coding for Life -- Battery Life, That Is

Jeffrey Sharkey

The three most important considerations for mobile applications are, in order: battery life, battery life, and battery life. After all, if the battery is dead, no one can use your application. In this session, Android engineer Jeffrey Sharkey will reveal the myriad ways -- many unexpected -- that your application can guzzle power and irritate users. You'll learn about how networking affects battery life, the right and wrong ways to use Android-specific features such as wake locks, why you can't assume that it's okay to trade memory for time, and more.

Jeffrey Sharkey先生は、調べてみると、現在は、Googleのエンジニアだそうで、Core Android Applicationの仕事をしているとか。

Googleに入る前は、(第1回目の)Android Developer Challenge(ADC)のトップ10に入ったそうで、
Android、Linux、オープンソースをハッキングして楽しんでいたそうです(うーん、ADC2をきっかけに、後を追いたいですね)。

さて、本第ですが、セッションのレポート記事は、英語ですが、下記にあります。
http://blogs.zdnet.com/Burnette/?p=1131

記事の内容としては、「バッテリーを長持ちさせる行儀のいいアプリ(サービス)」としてふるまうためのTipsが書かれています。

今度購入するHT-03A(HTC Magic)も、現在使っているADP1(HTC Dream)に対して
200mAhしかバッテリー容量が増えていないようなので、今から勉強しておこうと思います。

私自身、バッテリーを長持ちさせるためのオレオレアプリとして、位置情報や簡単操作で、
壁紙を真っ黒にして、明るさも暗くして、各種センサやWi-Fiなど、とにかく停止できるものは停止して・・・と考えていたのですが、
記事によると、LCDバックライトは、最も暗くして70mA、最も明るくして110mA、
出荷時のデフォルトは90mAだそうで、あんまりかわらないとか。。。

最後に、Android1.5では、以下のメソッドが追加されているそうなので、これらのリファレンスもあわせて読んでおきたいです。

  • android.netパッケージ-ConnectivityManager.getBackgroundDataSetting()
  • android.appパッケージ-AlarmManager.setInexactRepeating()
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